俳優、松坂桃李(32)が4月スタートのテレビ朝日系「あのときキスしておけば」(金曜後11・15)に主演することが2日、分かった。恋愛ドラマの名手、大石静さんが手掛ける異色のラブコメディーで、主人公の大好きな人と見知らぬおじさんが入れ替わってしまう物語。主人公と急接近する女性役の麻生久美子(42)、おじさん役の井浦新(46)扮する“2人のヒロイン”に恋する新婚の松坂は「全力で愛していけたら」と役者魂を燃やしている。
■急接近する女性役・麻生久美子の魂が…
昨年12月に女優、戸田恵梨香(32)と結婚した松坂が、おじさんと濃密な恋に落ちる!?
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同作は、主人公の最愛の人の魂が見知らぬ中年のおじさんに乗り移るラブコメディー。戸田が主演したTBS系「大恋愛~僕を忘れる君と」(2018年)など数々の恋愛ドラマを生み出した大石さんが脚本を務めるオリジナル作品だ。
■大石静さん脚本のオリジナル作品
ポンコツなスーパーの従業員・桃地役を松坂、主人公と友達以上恋人未満の関係になるも旅行先で死んでしまう漫画家・巴を麻生、悲しみに暮れる桃地の前に現れ、「私が巴なの」と打ち明けるさえない清掃員・マサオ役を井浦が担当。
映画「孤狼の血」での刑事役や映画「娼年」での娼夫役など骨太な男から謎めいた男まで硬軟巧みに演じ分ける松坂は、“自分史上最もポンコツなキャラクター”に挑戦する。亡くなる前の巴にキスされそうになり、うっかり拒否してしまうが、井浦との“キスシーン”はあるのか!? 大石さんとは初タッグで「これは新しいジャンルの作品。予測のつかない面白さが生まれる気がしました」と新境地に手応えを感じた様子だ。
19年のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」以来の共演となる麻生については「コミカルなお芝居もシリアスなお芝居も魅力的に演じ分ける方なので、信頼できるヒロインになってくださると思っています」と安心。もう一人の“ヒロイン”となる井浦とは初共演で、「今からどう立ち向かおうかと試行錯誤しています」と胸を躍らせている。
■「柔らかくポップにお届けできるように」
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