首都圏知事が延長対応協議　非公開でテレビ会議

　首都圏１都３県の知事は４日夕、非公開でテレビ会議を開き、緊急事態宣言延長を巡る対応を協議した。終了後記者団の取材に応じた千葉県の森田健作知事は、会議の中で、宣言に伴い売り上げが減少した中小企業や個人事業主への支援を追加するよう国に求めることを提案したと明らかにした。
　森田知事は、宣言の延長は「やむを得ない」とし、政府が検討する延長期間については「再来週の前半あたりで、上がるか減少するか方向性が出てくる。２週間は妥当だ」と評価した。
　また、これまでに菅義偉首相との間で宣言延長を巡るやりとりが直接あったかどうか問われると「千葉県の窮状をお話しした。それ以上は控える」と述べるにとどめた。

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　神奈川県の黒岩祐治知事は、宣言の延長方針を受け１都３県で出すメッセージとして、会食時のマスク着用の徹底を盛り込むよう提案したと明らかにした。宣言解除の基準も話題になったが、意見がまとまらなかったという。終了後、県庁で記者団の質問に答えた。