俳優、生田斗真(36)が4日、東京・渋谷のBunkamunaシアターコクーンで5日に開幕する主演舞台「ほんとうのハウンド警部」の舞台稽古に参加した。
同作は英国演劇界の巨匠で、1998年公開の映画「恋におちたシェイクスピア」で知られる劇作家、トム・ストッパード氏(83)の作品。もんもんとした気持ちを抱える劇評家(生田)が三角関係や殺意などの疑念が渦巻く推理劇を観劇するうちに、私的な雑念にとらわれていく…。
今作では演出家、小川絵梨子氏(42)と4年ぶり2度目のタッグ。前作は2017年上演で同じストッパード作品の「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」だった。
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シニカルでシュールな世界観に挑む生田は「前作を経験したからこそ、(今作の)空間がゆがむような感覚にすんなりと入れた」と手応え十分。
コロナ禍での開幕となったが、「これまで以上にお客さまとのつながりを感じながら、毎日の舞台を精いっぱい努めます」と約束した。
ほかに吉原光夫(42)、趣里(30)、池谷のぶえ(49)が出演。上演は31日まで。