小沢 信男氏(おざわ・のぶお=作家)3日午後11時47分、CO2ナルコーシスのため東京都千代田区の病院で死去、93歳。東京都出身。葬儀・告別式は近親者で行った。喪主は妻三重子(みえこ)さん。
日本大芸術学部在学中に花田清輝に作品を認められ、戦後の民主主義文学運動をリードした新日本文学会に所属。小説や詩、俳句、評論、エッセー、ルポルタージュなど多彩な作品を晩年まで執筆した。評伝「裸の大将一代記-山下清の見た夢」で01年桑原武夫学芸賞を受賞。主な著書に「犯罪紳士録」「東京骨灰紀行」「通り過ぎた人々」など。
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