横歩取りの戦型から未知の戦いとなり、渡辺棋王が巧妙な攻めを続けた。終盤、相手の粘りに苦しんだが、最後は振り切った。
持ち時間各4時間のうち、残りは渡辺棋王2分、糸谷八段3分。
第4局は17日、東京都渋谷区の東郷神社で行われる。
糸谷哲郎八段の話「序盤から苦しく、もう駄目だと思った。中盤以降、粘れる展開になったのだが…。飛車を5三に打たれたのがこたえた。次も頑張ります」
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渡辺明棋王の話「新手を出された展開の中、序盤はいいと感じていた。安全勝ちを目指したがすっきり行かず、逆転されたと思った。次もこの流れを大切にしたい」