藤井二冠は19年度、将棋大賞の勝率1位賞で羽生善治九段(50)の2年連続を抜き、初の3年連続8割以上を達成。通算の8割以上でも羽生九段の3度を上回る4度となった。20年度は最年少で二冠になるなど、順調に白星を伸ばした。
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });
終局後、藤井二冠は「(20年度は)今まで以上に手ごわい相手が多かったので、8割の結果は自分の思った以上の成績だった」と話した。
名人挑戦者を決める順位戦では来期、上から2番目のクラス、B級1組で最上位のA級昇級を目指す。
第76期から参加する順位戦の通算成績は、39勝1敗となった。