研究は、目の網膜色素上皮という組織が傷んで起きる10種類ほどの病気を対象にしている。今回手術を受けたのは関西地方に住む40代の男性で、網膜色素変性症という病気のため、矯正視力が0・01ほどになっていた。
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今月上旬の術後の経過は良好で、男性は11日に退院した。執刀した栗本康夫院長は「(手術後に)視力低下はない」とした一方、有効性の評価には「数週間から数カ月かかる」との見方を示した。
5年以内に50人の患者に手術する計画。研究には別の病院も参加予定だとした。