報告書によると、教諭は2019年11月、トイレで生徒の手が複数回当たったことに腹を立て、「1人では何もできないくせに調子に乗るな」などと発言。殴る蹴るなどし、頭を2針縫うけがを負わせた。
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関係者によると、生徒は意思に反して手が動いてしまうことがあった。
報告書は、当時近くにいた同僚教諭が暴行を制止せず、速やかに管理職に報告しなかったことも問題視。「組織マネジメントの弱さと教職員間の連携不足」を課題として挙げた。
男性教諭は20年2月に暴行罪で略式起訴され、同4月に停職6カ月の懲戒処分を受けた。市教委によると、その後別の学校で復職している。