宝塚歌劇団元雪組トップスターで現在は特別顧問で専科に所属する轟悠(とどろき・ゆう)が、10月1日付で退団することが17日、発表された。18日に退団会見を開く。
轟は熊本県出身で1985年に71期生として入団。花組公演「愛あれば命は永遠に」で初舞台を踏み、雪組に配属後、97年にトップスターに就任すると、「風と共に去りぬ」のレット・バトラー役や「凱旋門」のラヴィック役など、男役の第一人者として知られた。
2002年に故・春日野八千代さんの後任として劇団に残り、専科へ異動。その後も主役を演じ続け、03年に理事に就任。20年7月に退任し、特別顧問となった。
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });
今年7月に大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティと東京芸術劇場プレイハウスで行われる星組公演「婆娑羅の玄孫」で主演を務める。