歌手、五木ひろし(73)がBS朝日の歌謡番組「人生、歌がある」(土曜後7・0)の4月3日放送から、レギュラーのメイン司会として2年ぶりに復帰することが21日、分かった。
3000曲以上の演歌・歌謡曲を歌いこなし、ギターやピアノなど18の楽器を奏でる五木。2013年から19年まで5年間、前身番組の初代メイン司会を務めた。確かな実績と日本の歌謡界を引っ張る存在として、再び制作サイドから白羽の矢が立ち快諾した五木は、本紙の取材に「名曲の数々を若い世代にも伝えていきたい」と誓った。
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その前に今月27日放送にゲスト出演。その収録では、昨年4月からコロナ禍でメイン司会を務めてきた歌手でタレント、西田ひかる(48)をねぎらい、バトンを受けた。サブ司会は引き続き歌手、中澤卓也(25)のほか、伍代夏子(59)、藤あや子(59)、坂本冬美(53)の公私で仲のいい3人が交代で務める。
“新装開店”する4月3日放送では「坂本九さん特集」を組むなど、五木も選曲や企画を提案。毎回、名曲を産んだ作詞・作曲家や歌手を特集して日本を代表する出演歌手たちが歌い、新曲を披露するコーナーもある。五木は「生バンドをバックにフルコーラスで視聴者を元気づけたい」と熱く抱負。「歌の背景にある人や歴史、ドラマもお伝えしたい」と語った。
西田も「1曲1曲の持つメッセージ性の強さと歌手の絆をしみじみ感じた1年でした。今度は純粋に歌手として出演したい」と胸を高ぶらせた。
◆伍代夏子、歌手活動を一時休止
伍代は今月2日、喉のジストニア(けいれん性発声障害)のため歌手活動を一時休止することを発表。筋肉が過度に緊張する病気で2年ほど前から喉に違和感を覚え、「時には話すこともおっくうになってしまうのですが、体は元気です」とコメントした。しかし、歌以外の仕事は医師と相談しながら継続。「人生、-」でも当面、司会に専念する。