■コロナ禍で休演から1年3カ月
同作は昨年3月の開幕時に1万枚以上のチケットが即日完売も、コロナ禍で東京公演中に休演となり、同4月に予定されていた大阪公演は中止に。ファンからの後押しを受け、1年3カ月越しで“アンコール”が実現した。前作同様、浜中文一(33)、乃木坂46の早川聖来(20)、原田龍二(50)らを共演者に迎え、6月4~6日に大阪・松下IMPホール、同9~14日に東京・日本青年館で上演される。
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■「特別な感情が湧き、身が引き締まる思いです」
原作はスマホを落としたことから個人情報や恋人、家族との会話、秘密の写真がさらされ、命までもが脅かされていく同名ミステリー小説。
2度の映画化をはじめ大ヒットした話題作の舞台版で、辰巳はサイバー犯罪に強い若手刑事を熱演。今回“リベンジ”の機会を与えられ、「『この借りはいつか必ずこの作品で返そう』と…。またこのカンパニーで(物語を)生きられることに特別な感情が湧き、身が引き締まる思いです」と感激した。続けて「リモートワークが増え、サイバーテロがより身近になった今だからこそ皆さまに作品を通して伝えていきます」と熱く誓った。