元宝塚歌劇団星組トップスターで女優の紅ゆずる(38)が22日、大阪市内で主演舞台「アンタッチャブル・ビューティー~浪花探偵狂騒曲~」(大阪松竹座、4月16~26日)の製作発表会見に出席した。
2019年10月に宝塚退団後、初の主演作は、昨年9月に上演予定だったが、コロナ禍で中止に。「在団中は公演することが当たり前。当たり前こそが本当に尊いことだと感じました」。
舞台は、立ち退き騒動で揺れる大阪・ミナミのシャッター商店街にある探偵事務所に現れた探偵志願の女性が得意の七変化で潜入調査に挑むハートフルコメディー。
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「大阪出身。自分の育った場所で初舞台はうれしい。初の女性役。いつも使ってる大阪弁で気持ちを伝えることができるのが強みです」
共演は俳優の三田村邦彦(67)、吉本新喜劇の内場勝則(60)と末成映薫(74)、松竹新喜劇の江口直彌(72)ら芸達者がズラリ。
「“私、笑わせます!”くらいの意気込みでないとダメ。学ぶというより、今回は絶対盗んで帰ります」。コメディエンヌとしての覚醒を誓った。