元衆院議員の金子恵美氏(43)が23日、TBS系「ゴゴスマ-GO GO!Smile!-」(月~金曜後1・55)に出演。元法相の衆院議員河井克行被告(58)が議員辞職を表明したことについて「遅すぎます」と断じた。
2019年7月の参院選広島選挙区を巡る買収事件で、公選法違反(買収、事前運動)の罪に問われた河井被告はこの日、東京地裁の被告人質問で、無罪主張から一転して買収を認め、「全ての責任は私にある」として議員辞職を表明した。一方で、妻の案里前参院議員(47)=有罪確定=と共謀したとする起訴内容については「全く事実と異なる」と否定した。
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番組では、河井被告が被告人質問で「あからさまに投票依頼はしていないが、妻・案里の当選を得たいという気持ちが全く無かったとは言えない。買収罪の事実を争うことはいたしません」などと述べたことなどを紹介。
金子氏は「『あからさまに投票依頼はしていないが』というのが最後の最後まで非常に往生際が悪いなというふうに見えると思うんですが、逆に言うとこういうグレーなことだったんですよね」とコメント。「出す側はそうだけど受け取る側はそういう意味で分かって受け取っているということ。こういったことがまかり通っているというか、出す側と受け取る側がまだいる、お金の問題というのはまだ悪しき慣習が残っているということがこの一件で表に出たことは一つ意義がある」としたが「議員辞職に関しては今さらですか、遅すぎます、というふうに思います」と斬り捨てた。