肌着の着用禁止を巡っては「嫌がる児童がいる」として、9日の川崎市議会でも取り上げられた。スポーツ庁によると、同様の事例は千葉県船橋市や滋賀県守山市でもあった。
事務連絡は18日付。肌着の着用禁止に関し「長年の慣習にとらわれず、社会通念に照らして必要かつ合理的なものにすべきだ」と問題点を指摘。児童の心情や保護者の意見を尊重しているのかなどについて点検し、適切でないと判断する時は必要な見直しを行うよう求めた。
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川崎市は議会での指摘を受け、市内の全114校を調査した結果、着用は禁止しておらず、強制的な指導もなかったと説明。ただ計34校で主に低学年の児童に着用しないよう声掛けはしていた。