未来のタカラジェンヌを養成する宝塚音楽学校(兵庫・宝塚市)の109期生合格発表が30日に行われ、40人が喜びの声を上げた。
受験者数697人、競争倍率17・4倍は今世紀最少で20倍を切ったのは2007年の95期以来、14年ぶり。例年、掲示板に受験番号が掲示され、合格者が感涙する場面が春の風物詩だったが、コロナ禍のため、昨年に続き、同学校の公式サイトでの発表となった。
2回目の受験で合格した川島笙(しょう)さん(16)は娘役志望。「たくさんのお客さまにたくさんの笑顔をお届けできる舞台人になりたい」と力強く誓った。
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });
合格者の中には宝塚歌劇団71期の星組娘役OG・萩尾仁美の娘、黒岩純奈さんも名を連ねた。109期生は4月16日に入学式を迎え、2年間の教育を受ける。