28日から始まったスーパームーンの引力で、潮位が通常の満潮より最大約45センチ高くなることが見込まれ、関係者は最大のチャンスと期待した。スーパームーンの数日を逃せば、その後の離礁作業は大きな困難に見舞われていたはずだという。
関係者は座礁船はタグボートのけん引のみでは離礁できないと判断し、スーパームーンによる潮位上昇を想定した土砂のしゅんせつ作業を進めていた。離礁に成功した29日は、潮位が最大に近づき始めた日だった。
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スーパームーンは年に数回見られる現象で、今回は今年最初だった。(共同)