フジテレビ系ドラマ「北の国から」シリーズの主人公・黒板五郎役などで知られる俳優、田中邦衛(たなか・くにえ)さんが、先月24日に老衰のため死去したことが2日、分かった。88歳だった。同作の脚本を手がけた倉本聰さん(86)は本紙の電話取材に対応し、「邦さんじゃなければ『北の国から』はなかった」と感謝した。
たった今(2日午後6時すぎ)、知りました。知人からNHKを見ろ、と電話が掛かってきまして。全然、知りませんでした。
邦さんの奥さんとは電話でちょくちょく話していたんですが、最後の電話は2カ月くらい前だと思います。そのときは、極端に悪くなったとは言っていませんでした。会いたいと何度も言っていたのですが、だいぶ前から(介護)施設に入っていましたから…。
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杉田(成道)監督が何年か前に会いに行ったけど、邦さんは(彼のことが)分からなくなっていたようです。まさか、こんなことになるとは。
まぁ、とにかく家族を大事にした人でした、ものすごく。僕らと飲んでいても、時間が来ると帰っちゃう人でした。
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