研修の1日目を終えた岩崎さんは「目が悪くても何か障害があっても、どういう人でも打てるのが囲碁の魅力。プロになって井山(裕太三冠)さんと打ってみたい」と目標を語った。
研修では4局打ち2勝2敗の成績を収めた。岩崎さんは「いろいろ不安なことはあったけど、普通にやることができたので良かった」と話した。
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岩崎さんはさいたま市在住で、小学2年生の時に囲碁を覚えた。右目はほとんど見えず、左目の視力は0・01。対局には、碁盤に置いた石が動きにくい視覚障害者用の碁盤と碁石を用いる。
岩崎さんが所属する日本棋院東京本院のプロ養成機関には、51人の候補生が所属。A-Dの四つのクラスがあり、岩崎さんは一番下のDクラスから昇格を目指す。