この日、1151回を数えた弁慶役は、本興行で祖父、七世松本幸四郎さんの76歳を超える史上最年長記録を達成。
長男、十代目松本幸四郎(48)の冨樫を相手に、78歳で貫禄のある弁慶を熱演し、最後に花道を飛び六方で退くと、喝采が巻き起こった。
また、先月28日に体調不良で救急搬送された白鸚の弟、中村吉右衛門(76)は、複数の松竹関係者によると、小康状態で引き続きICUで治療中。幹部は「吉右衛門さんは『80歳になっても弁慶を演じるのが夢』と話していた。弁慶になって戻ってきてほしい」と回復を願っていた。
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