新型コロナウイルスの感染拡大対策の「まん延防止等重点措置」の開始を受けて、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市此花区)は6日までに、1日当たりの入場制限を2万人から5千人に引き下げた。関西のほかの集客施設でも入場制限や営業時間の短縮が相次いでおり、春の行楽シーズンの到来に冷や水を浴びせた形だ。
USJは6日に年間パスの新規の販売も一時休止した。任天堂の人気キャラクター「マリオ」などが登場する新エリアが3月中旬にオープン。3月末に開業20周年の節目を迎えて集客に弾みをつけようとしていただけに痛手となった。
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京阪ホールディングスが運営し、「ひらパー」の愛称で親しまれるひらかたパーク(大阪府枚方市)も4月5日から1日当たり5千人の入場制限に踏み切った。大阪市港区の水族館「海遊館」は従来の対策を継続する。昨年から営業時間を原則的に午後7時までとし、1時間当たりのチケットの発行枚数を調整して来場者の「密」を避けている。