徳島県警は、2019年7月に発生し36人が犠牲になった京都アニメーション放火殺人事件を模倣したとみて、動機を慎重に調べている。
徳島地検は9日、容疑者の鑑定留置を徳島簡裁に請求し、認められたと明らかにした。期間は9日から7月12日まで。刑事責任能力の有無を慎重に見極める。
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });
容疑者は今年3月14日午後1時すぎ、ビル3階のエレベーターホールでガソリンをまくなどして放火し、床や壁を焼いた疑いで同24日に逮捕された。事件当日、県内のセルフ式のガソリンスタンドでガソリン約15リットルを購入し、携行缶に入れたことが分かっている。
携行缶は現場で発見されており、県警は持ち込んだガソリンで放火した可能性もあるとみて捜査。容疑者は放火を認めた上で、京アニ事件に関する供述もしたという。