13年のアイドル人生が走馬燈のように脳裏を巡ると、涙腺が崩壊した。コロナ禍で1万人の収容人数を50%未満に抑え、昼夜2回で計7000人が見守った卒業コンサートのクライマックス。SKE48を笑顔で引っ張ってきた珠理奈が号泣した。
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「ファンの方にありがとうと気持ちはあるんだけど、まず、メンバーに支えられてきました」
不動のエースが懐古したのは悲願の1位に輝いた2018年の「AKB48選抜総選挙」。前日のリハーサルを欠席するほど緊張のあまりホテルの部屋で泣いていたが、メンバー全員で迎えに来てくれた秘話を告白。「もしあれがなかったらもっと早く倒れていたし、総選挙にいなかった。それくらい気持ちも体もつらかった。それを一番分かってくれたのがメンバー」と休養など苦境も乗り越えた日々を支えてくれた仲間に感謝した。
コロナ禍で7カ月越しとなった卒コンは自身でプロデュース。昼公演は大好きなプロレスの演出などで沸かせ、夜公演はライブ中に髪を約15センチバッサリ切り、ショートヘアに大変身。驚くファンに「カツラじゃないよ。この15分くらいで切りました」とニヤリとした。
さらに同期の1期生11人が駆けつけ、デビュー曲「強き者よ」を熱唱。「お姉ちゃんたち、変わらんね」と喜び、乳がんと闘う矢方美紀(28)や前日10日に卒コンを行った2期生の高柳明音(29)とのデュエットも披露した。
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