4月7日までの1週間に感染が発表された人のうち、60代以上は18%、40~50代が28%だった。府はこの年代構成を基に、現状に近い週1・5倍のペースで感染者が増えると5月4日には入院中の重症者が340人になると試算した。今月14日時点で確保できている重症病床227床を大きく上回る数字だ。
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ただ、14日までの1週間では60代以上が20%、40~50代が29%と感染者の年齢構成が上振れしており、重症者は試算以上のペースで増加する可能性もある。府の試算では、まん延防止等重点措置の開始から2週間となる19日を境に感染者が減少に転じるとするが、府幹部は「そうならない可能性もある」と懸念する。
府は高齢者施設などでのクラスター(感染者集団)発生を防ぐため、発熱などの症状がある入所者や職員が無料で検査を受けられる「スマホ検査センター」を設置している。