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昨年10月に死去した国民的作曲家、筒美京平さん(享年80)の名曲で彩るトリビュートコンサートが17、18日の2日間、東京・丸の内の東京国際フォーラムで開かれ、歌手の郷ひろみ(65)、野口五郎(65)らが出演した。
希代のヒットメーカーの名曲を豪華アーティストが歌い継ぐ構成で、2日間で29組が出演した。
初日のトップバッターは伊東ゆかり(74)。ヒット曲「誰も知らない」を熱唱すると、太田裕美(66)は名曲「木綿のハンカチーフ」を伸びやかに披露。松本伊代(55)や早見優(54)らは南沙織(66)の代表曲「17才」を歌い踊り、ジュディ・オング(71)は名曲「魅せられて」を貫禄たっぷりに披露した。
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注目を集めたのは新御三家コンビだ。郷がデビュー曲「男の子女の子」を軽快に披露すると、「ゴーゴー」という歌声に合わせてファンが拳を突き上げるなど大はしゃぎ。郷が「僕のデビュー曲、およそ50年くらい前になります」と紹介すると、続く野口は「僕の前に歌われた歌手の方はおよそ50年とおっしゃったが、(筒美さんと出会って)僕はちょうど50年」と笑いを誘い、名曲「甘い生活」などを哀愁たっぷりに披露して観客の心をわしづかみにした。
最後は出演者全員がステージに集い、尾崎紀世彦さん(享年69)の代表曲「また逢う日まで」を大合唱して大団円。音楽監督&指揮を務めた作曲家、船山基紀氏(70)は「また会いましょう」と再会を約束した。