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東京都の小池百合子知事は19日、飲食店の新型コロナウイルス対策を見回る都のチームに同行し、点検業務を視察した。都は都内の飲食店約12万店舗を最大240人態勢で巡回し、対策の徹底を通じて感染者の減少につなげたい考え。
小池氏はチームと共に都庁近くの居酒屋を訪れ、消毒液やアクリル板の設置状況など20項目を確認。店舗責任者が「客が盛り上がっているときに大声を控えるようお願いするのは難しい」と説明したのに対し、小池氏は「おしぼりを渡すタイミングでマスク着用を促すカードを配布してはどうか」と提案した。
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視察に参加した内閣府の赤沢亮正副大臣は都の見回り事業を「有意義だ」と評価。飲食店の対策を店舗側の自己申告ではなく行政が認証する形式を取っているのは47都道府県のうち10ほどにとどまると説明し、「実施していないところもぜひ取り組んでほしい」と語った。