19日は党内で重要な決定をする政治局員14人を選出。党ナンバー2のマチャド第2書記(90)が退任、高齢の革命世代がほぼ引退した。マレロ首相(57)が選出されるなど世代交代が進んだ。
カストロ氏は大会初日の16日、基調報告で「第1書記としての任務を終える」と退任を表明していた。ディアスカネル氏は19日の就任後「国の将来についての戦略的決定はラウル・カストロ将軍と相談する」と述べた。カストロ氏は影響力を保持するとみられる。
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カストロ氏は56年に実兄の故フィデル・カストロ氏らと親米政権打倒を目指してゲリラ闘争を開始、59年1月に革命を成功させた。病気療養入りしたフィデル氏の後継として、2008年から国家評議会議長(元首)、11年から党第1書記を務めていた。(共同)