主会場の櫛田神社(同市博多区)で総会を開き、全会一致で決定した。瀬戸浩隆事務局長(58)は「延期は悔しいが、市民の安全を守るためには仕方がない。来年は開催したい」と取材に話した。
振興会は今年1月、参加者や観客への感染防止対策を徹底した上で開催する方針を示していたが、困難と判断した。
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博多祇園山笠は櫛田神社の奉納神事で、1241年に疫病退散を祈ったのが起源とされる。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録され、毎年約300万人の人出が見込まれる。