歌舞伎俳優、市川猿之助(45)が24日、インスタグラムを更新。東京・歌舞伎座で上演中の「四月大歌舞伎」について「緊急事態宣言により、本日千穐楽となってしまいました。これまでの役者人生の中で、いちばんめでたくない千穐楽となりました」などと思いを記した。
政府は23日、新型コロナウイルス感染症対策本部会合を首相官邸で開き、改正特別措置法に基づく緊急事態宣言を東京、京都、大阪、兵庫の4都府県に25日から5月11日まで発令することを決めた。
一夜明けたこの日、松竹は「政府からの要請を受け、新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐため、歌舞伎座の各公演について、緊急事態宣言発令期間の上演を中止します」と公式サイトで発表。猿之助が出演中の「四月大歌舞伎」は25~28日千秋楽まで、出演予定の「五月大歌舞伎」も5月3~11日までの公演が中止となった。
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猿之助は、この日の公演後に「命がけで観に来てくださった方々 消毒検温などのルールをきっちり守ってご覧くださった方々 いろいろな事情で観に来られなかった方々 皆様の応援に感謝です」とインスタグラムに投稿。最後は「再開を信じて! ありがとうございました」と願いを込めた。