25日に81歳で亡くなった料理研究家、神田川俊郎(本名・大竹俊郎)さんの死因が新型コロナウイルスによる肺炎だったことが27日、分かった。
神田川さんは今月16日、大阪市内の自宅の風呂場で倒れ、市内の病院に搬送。PCR検査を受け、新型コロナウイルス陽性が判明した。
入院2日後ほどは長男の大竹希さん(44)と電話で店のことなどを話していたというが、その後、酸素濃度が低下。酸素吸入などの治療を受け、食事も取れないようになってきたため、点滴を受けていたという。
亡くなる2日前に酸素濃度が正常に戻ったが、容体が急変し、25日に帰らぬ人となった。持病で心臓が弱かったというが、新型コロナによる肺炎と死因が特定された。
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希さんは父が経営した大阪・北新地の料亭「神田川」について、「方針をこれから決めていきますが、続ける意思はあります。父の看板を潰さないように継続していく意向です」と話した。
神田川さんの通夜は29日に大阪府内の斎場で営まれる。