囲碁の中学生プロ、仲邑菫二段(12)は28日、大阪市の関西棋院で打たれた第8期会津中央病院・女流立葵杯の本戦1回戦で小西和子八段(48)を破って準決勝に進出し、挑戦権にあと2勝と迫った。日本棋院によると、12歳1カ月での公式戦ベスト4は史上最年少。
2012年に一力遼二冠(23)が新人王戦で記録した15歳0カ月を大幅に更新。仲邑二段は公式戦9連勝で、今年の通算成績を20勝2敗とした。
対局は持ち時間各2時間で行われ、仲邑二段が221手で黒番中押し勝ちを収めた。仲邑二段は準決勝に向けて「序盤の打ち方が課題だと思っています。良い碁が打てるように頑張ります」とコメントした。
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });
女流立葵杯の本戦トーナメントは8人が出場し、藤沢里菜女流立葵杯(22)への挑戦者を決める。仲邑二段は予選で4連勝し、本戦に進んだ。