ゴールデンウイーク(GW)の5連休初日となった1日、鉄道や空の便は下りの予約率がピークとなった。新型コロナウイルスの緊急事態宣言下で春の大型連休を迎えるのは2年連続。1回目の宣言中だった昨年より多くの人出が予想されるが、コロナ禍前のような混雑はなさそうだ。宣言が発令されている東京都内では休業した飲食店や大型商業施設が目立つ。菅義偉首相も「不要不急(の外出)、行楽、帰省を控えていただきたい」と連休中の外出自粛を求めており、都内の地下鉄は朝から比較的閑散としていた。
JR各社が4月16日に発表したGW期間(4月28日~5月5日)の新幹線、在来線の指定席予約状況によると、下りは1日が最も多かった。ただ、予約可能な計約53万席のうち、15%程度に当たる約8万席の売れ行きにとどまった。
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空の便も1日が国内線下りの予約率(4月23日発表)のピークで、全日空が73・8%、日航が71・1%となっている。