大阪の吉村洋文知事は会議後の取材に、延長幅や内容については国と協議中としつつも「短い期間では(感染抑制は)難しい。措置も緩めるわけにはいかないと思う」と述べた。大阪の新規感染者数は直近1週間の1日平均が約990人と高い水準。わずかに減少しているが、連休で検査数が減ったためとも考えられ、吉村氏は宣言の効果を評価するには「来週の数字を見ないと難しい」とした。
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重症者数は5日時点で446人。府が確保したコロナ重症者用の病床361床を大きく上回り、中等症病床のほか、コロナ以外の重症者用病床も使って治療している。府幹部は「重症病床の確保はほぼ限界」とする一方、重症者数は月末まで高止まりするとみている。軽症・中等症患者用の病床使用率も80%を超え、約1万5000人が自宅や宿泊施設で療養中。