都によると、センターでは医師や看護師ら職員328人が接種を予定し、ワクチンは冷凍庫で保存して使用直前に保冷庫へ移す運用だった。6日に保冷庫に15瓶を移し、うち9瓶を使用。使用済みの瓶をいったん保冷庫に戻して同日夕に薬剤師が9瓶を廃棄したが、未使用の6瓶が含まれていたことが翌7日に判明した。
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センターでは瓶に残ったワクチンを集めて最大限活用するため、使用済みの瓶も保冷庫に戻して保管していたという。
都の担当者は「ワクチンが手に入りにくい状況の中で申し訳ない」と話し、保冷庫には未使用のワクチンのみを保管するよう都内の施設に通知するとしている。