さいたま市の自宅で妻の顔を指で突いたとして暴行罪に問われたタレントのボビー・オロゴン(本名・近田ボビー)被告(55)に、さいたま地裁は13日、求刑通り罰金10万円の判決を言い渡した。
ボビー被告は黒のスーツに銀色のネクタイ、白のマスク姿で入廷。一場修子裁判官は判決理由で、暴行自体は軽微だが「ボコボコにする」と伝えて恐怖心を抱かせており悪質だと指摘。この文言が被告の口癖で、妻を落ち着かせるためだったとする弁護側の主張に対し、「前後のやりとりから被告が立腹していたのは明らかだ」と退けた。一場裁判官から判決内容を理解できたか問われたボビーは軽くうなずき、傍聴席に一礼した。
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判決などによると、昨年5月16日午前、ボビー被告はさいたま市浦和区の当時の自宅で、妻の左頬を右手の指で突いたとされる。