歌手、氷川きよし(43)が17日、新アルバム「南風吹けば」(6月8日発売)のニュービジュアルを解禁し、収録曲など詳細を発表した。
ニュービジュアルは3月発売の新曲「南風」をイメージ。ミディアムテンポの心温まる歌謡曲で、白シャツ姿でほほえむ氷川とバックの青空で爽やかさを表現した。
収録曲は同曲などオリジナルの12曲。近年はロック「限界突破×サバイバー」などジャンルを超えた表現力で魅了するが、今作は演歌、歌謡曲主体の構成。氷川は「久しぶりの『ザ・演歌』みたいな作品も収録しました」と真骨頂の“きよし節”をアピールした。
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注目は2度目のタッグとなるレーモンド松屋が作詞作曲の「千年先までも」や音楽評論家、湯川れい子氏(85)作詞の「紫のタンゴ」など。「みちのく恋女」では東日本大震災から10年の東北に寄り添っている。
展開中の全国ツアーが3度目の緊急事態宣言で4公演延期となっている氷川は「この困難な時代に、少しでも人の気持ちに寄り添う、希望を感じられる作品になればと思って作りました」と力を込めた。