大阪府の吉村洋文知事は19日の記者会見で、万博記念公園(吹田市)に、1万8千人を収容できる西日本最大のアリーナを建設する計画を発表した。構想発表時点の2019年では25年大阪・関西万博までの開業を目指していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で27年秋ごろに繰り下げた。
府によると、収容人数は国内最大のさいたまスーパーアリーナ(さいたま市)に次ぐ規模。延べ床面積は6万9550平方メートルで、フィギュアスケートの世界選手権や米プロバスケットボールNBAの公式戦も開催可能だという。
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事業予定者は世界各国で100件以上の室内競技場の運営実績がある米アンシュッツ・エンターテイメント・グループなどの共同企業体(JV)。アリーナの周辺ではホテルや共同住宅も建設し、32年から37年にかけて順次開業する予定。