コロナ禍で存続危機にある東京都内の寄席を支援するクラウドファンディングが21日、目標額の5000万円に到達した。
18日午前9時の開始から81時間後の朗報に落語関係者は「予想外のスピード。こんなに落語を大事にしてくれる人がいることが分かり、身の引き締まる思いです」と感激。同クラウドファンディングサービスを運営するREADYFORの関係者も「超異例のスピードです」と驚いている。
同クラウドファンディングは落語協会会長の柳亭市馬(59)と落語芸術協会会長の春風亭昇太(61)らが発起人となり、今月18日にそろって会見。“ライバル関係”にある両協会が同席し、話題になった。
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サイトには「頑張ってください!」「末永く応援していきます」「気兼ねなく大笑いできる日を心待ちにしています」などと書き込まれ、その言葉に落語家たちも「励みになる」と喜んでいる。
支援する寄席は上野・鈴本演芸場、新宿末廣亭、浅草演芸ホール、池袋演芸場、上野広小路亭。目標金額を突破したが、当初の予定通り6月30日まで寄付を募る。