お父さん韓国語「アボジ/アッパ/アボニム」の正しい使い分けを知ろう!

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お父さん韓国語「アボジ/アッパ/アボニム」の正しい使い分けを知ろう!

 

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お父さんの韓国語は主に3種類!
韓国ドラマでよく聞く「お父さん」の韓国語をご存じですか?
「お父さん」は韓国語で「アボジ」と言い、自分のお父さんを呼ぶときだけでなく、相手のお父さんを呼ぶときにも使われます。
恋愛ドラマで、交際中の2人に入ってくるお父さんに娘が「お父さん!」と怒ったりするシーンを見たことがある方もいるかもしれませんね!
実は、この「お父さん」を表す韓国語は「アボジ」だけではなく、「アッパ」、「アボニム」と全部で3種類。
状況に応じて使い分けられていますが、間違った呼び方をしてしまうと失礼に当たってしまうため、使用するときには注意が必要です。
そこで今回は、3種類の「お父さん」の使い分けや使用するときの注意事項を、現在韓国留学中の筆者がわかりやすく解説!
「アボジ」、「アッパ」、「アボニム」それぞれに分けて発音、ハングルもご紹介していきます。
会話例も見ながら、しっかりマスターできるようになりましょう!
一般的な呼び方「아버지アボジ」

 

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最も一般的な呼び方で、日本語の「お父さん」、「父親」の意味で使う韓国語が「アボジ」。
ハングルでは「아버지」と書き、発音はそのままカタカナ読みでOKです。

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より上手く発音したい方は、「あ」を言うときのように大きく口を開けて「ボ」と発音すると、ネイティブな韓国語に近づいた音になります。
「アボジ」は、男性であっても女性であっても使えて、父親であれば年齢関係なく呼ぶことができる言葉。
幼い頃は「アッパ」と呼んでいたけど、成長して「アボジ」と呼ぶようになる人もいるんだそう。
日本でも「パパ」と呼んでいたけど、成長期に入って「お父さん」と呼ぶようになる感覚と同じですね。
子どもの頃から親に対して敬語を使っている子は、幼少期から成長してからも「アボジ」と呼んでいる印象を受けます。
基本的にどのような状況で使用しても失礼にならない呼び方なので、迷ったときには「アボジ」で呼ぶようにすると無難です。

<アボジを使った例文>
・하나 아버지는 어떤 일을 하세요?
読み方:ハナ アボジヌン オットン イルル ハセヨ
意味:ハナ(名前)のお父さんはどんなお仕事をされていますか?
・아버지~. 저 왔습니다!
読み方:アボジ~チョ ワッスムニダ!
意味:お父さ~ん。ただいま!

 

 

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自分のお父さんにはそのまま「アボジ」でいいのですが、友人のお父さんには「アボジ」の前に友人の名前をつけて「○○アボジ」と呼ぶことも。
また、相手に自分のお父さんのことを伝えるときには、「우리 아버지(ウリ アボジ)」または「저희 아버지(チョヒ アボジ)」と言います。
この「우리(ウリ)」と「저희(チョヒ)」はどちらとも「私たちの~」という意味を表す単語。
集団や仲間意識を強く持つ文化のある韓国では、普段から家族や親しい人の名前の前に「ウリ」や「チョヒ」つけて「ウリ○○」、「チョヒ○○」と呼び合うのです。
「ウリ」はタメ口なので友人や親しい人に、謙譲語である「チョヒ」は年上の人や敬語を使う相手に使用するように使い分けましょう!
※「저희(チョヒ)」の「희」は本来「ヒ」と発音しますが、会話では「チョヒ」と発音しにくいため「チョイ」と発音することもあります。

<ウリ アボジの例文>
・우리 아버지는 맨날 일찍 출근해요.
読み方:ウリ アボジヌン イルッチッ チュルグネヨ
意味:私たちのお父さんは毎日早く出勤します。
<チョヒ アボジの例文>
・저는 저희 아버지를 존경하고 있습니다.
読み方:チョヌン チョヒ アボジルル チョンギョンハゴイッスムニダ
意味:私は私たちのお父さんを尊敬しています。

子供が使うパパは「아빠アッパ」

 

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子どもたちがよく言う「パパ」は、韓国語で「アッパ」と言い、ハングルでは「아빠」と表記します。
そのままカタカナ読みしても大丈夫なのですが、まれに「痛い」を意味する「아파(アパ)」に聞き間違えられることもあるため注意!
「圧迫」の「あっぱ」を言う時のように発音することがネイティブな韓国語に近づけられるコツです!
「アッパ」は主に子ども達が使う言葉ですが、実は成人した韓国人でも男女関係なく自分の父親を「アッパ」と呼ぶ人もいます。
これには、「アボジ」より柔らかく聞こえる「アッパ」は親近感を与え、心の距離を近くに感じさせてくれるんだそう!
大人になっても「アッパ」と呼ぶことに違和感がなく、むしろ仲の良い親子の証。
以前は上下関係が厳しかった韓国では、「アボジ」と呼ぶことが当たり前でしたが、現在は以前ほど厳しくなくなり「アッパ」と呼ぶ人が増えています。
「パパ」を意味する言葉なので、日本人の私たちからすると成長期を迎えた頃から「パパ」と呼ぶことは少し恥ずかしく感じるため、少し驚きですよね。

<アッパを使った例文>
・아빠 항상 고마워! 사랑해~!
読み方:アッパ ハンサン コマウォ!サランヘ~!
意味:パパいつもありがとう!愛してるよ~!
・유나 아빠는 육아에도 저극적이네요.
読み方:ユナ アッパヌン ユガエド チョックッチョギネヨ
意味:ユナ(名前)のパパは育児にも積極的ですね。

 

 

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「アッパ」も「アボジ」と同じように、友人や年下相手に伝えるときには「우리 아빠(ウリ アッパ)」、年上の相手には「저희 아빠(チョヒ アッパ)」と使うことができます。
しかし、「저희 아빠(チョヒ アッパ)」のビジネスや公共の場での使用はマナー違反。日本の職場でも「私のパパ」とは言わないですよね。
韓国も同じで、ビジネスや公共の場では「저희 아버지(チョヒ アボジ)」と使うことを覚えておきましょう!
また、自分や相手に子どもがいるときには、子どもの名前と「アッパ」をつけて「○○アッパ(○○パパ)」と呼んだりもします。

<ウリ アッパの例文>
・이거 우리 아빠가 사줬어!
読み方:イゴ ウリ アッパガ サジョッソ
意味:これ私たちのパパが買ってくれたの!
<チョヒ アッパの例文>
・저희 아빠는 힘들 때는 항상 도와줘요.
読み方:チョヒ アッパヌン ヒムドゥルッテヌン ハンサン トワジョヨ
意味:私たちのパパは大変な時はいつも助けてくれます。
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