スカイマークが再上場申請 15年に破綻、成長戦略焦点
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スカイマークが再上場申請 15年に破綻、成長戦略焦点
スカイマークは30日、東京証券取引所に株式の上場を申請したと発表した。25日付。2015年に経営破綻して上場廃止となり、再建を進めていた。国内線に加え、今後は国際線に注力する考えだが、格安航空会社(LCC)の台頭など競争環境は厳しく、独自の成長戦略を描けるかどうかが焦点となる。 スカイマークは1996年の設立で、割安な運賃を武器に、全日本空輸や日本航空に対抗する「第三極」として存在感を示した。しかし、LCCとの競争激化や機材戦略の失敗で経営が傾き、15年に民事再生法の適用を申請した。 再建に当たり、投資ファンドや全日空を傘下に持つANAホールディングス(HD)などの出資を受けた。経営の立て直しでは定時運航や安全性を重視。業績は回復し、19年3月期の売上高は882億円と過去最高だった。 来月にはスカイマークとして初の国際定期便となる成田-サイパン線の運航を始める。市江正彦社長は「他社とは違う、価値のある路線を選ぼうと思った」と強調。競合が少ない路線を中心に国際線のネットワークを展開する考えで、成田-パラオ線も検討する。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) スカイマークが再上場申請 15年に破綻、成長戦略焦点