加害者心神喪失でも犯罪被害者に給付金、兵庫・明石

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加害者心神喪失でも犯罪被害者に給付金、兵庫・明石
 兵庫県明石市は5日、犯罪被害者や遺族に加害者が支払う賠償金が滞った際の支援策について検討会を開き、加害者が心神喪失で刑事責任を問われなかった場合などに被害者側に給付金150万円を支給することを提案した。 市によると、被害者側から、加害者が心神喪失と認定されて損害賠償を受けられない際に支援が必要と指摘があった。対象にするのは被害者が死亡した事件で、給付金は遺族に支給する。 また、被害者多数の事件でも迅速な支援につなげようと、市民や企業から幅広く寄付を受け付ける基金の設立を提案。ふるさと納税も財源に考えられるとしている。 明石市は、賠償金が滞った際に加害者に支払いを命じる制度を設け、従わない場合は給与を差し押さえるなどした上で被害者側に金銭的な支援をする方針を表明していた。1997年に神戸市で起きた連続児童殺傷事件で小6の息子を亡くした土師守さん(63)ら遺族をメンバーに加えた検討会で5日から詳細な議論を始めた。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 加害者心神喪失でも犯罪被害者に給付金、兵庫・明石