韓国最高裁、朴槿恵前大統領の収賄無罪破棄 差し戻し判決

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韓国最高裁、朴槿恵前大統領の収賄無罪破棄 差し戻し判決
 韓国最高裁は28日、情報機関、国家情報院から巨額の裏金を受け取ったとして収賄や国庫損失の罪に問われた前大統領、朴槿恵被告(67)の上告審で、国庫損失罪を認めた一方で収賄罪は無罪とし懲役5年などを言い渡した二審判決を破棄し、ソウル高裁に審理を差し戻した。収賄罪も有罪と認定すべきだと判断した。 朴被告はこの事件とは別に、公職選挙法違反罪で懲役2年の実刑が確定している。さらに、財閥のサムスングループなどから巨額の賄賂を受け取った収賄事件の差し戻し控訴審がソウル高裁で続いており、同事件で重罪確定が確実視されている。 検察は、朴被告が2013~16年、側近らと共謀し国情院から計約36億5000万ウォン(約3億3800万円)を不正に受け取ったとして起訴。一審は、賄賂性を認めず収賄罪を無罪とし、受領額のうち2億ウォンを除いた分について国庫に損失を与えた罪で有罪としていた。 控訴審はさらに7億5000万ウォン分の損失に関し、犯罪の構成要件を満たしていないと判断した。(共同)
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 韓国最高裁、朴槿恵前大統領の収賄無罪破棄 差し戻し判決