中村哲医師悲報に沈痛…「ペシャワール会」が会見
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中村哲医師悲報に沈痛…「ペシャワール会」が会見
アフガニスタン東部ナンガルハル州ジャララバードで4日、福岡市の非政府組織(NGO)「ペシャワール会」現地代表、中村哲医師(73)らが乗った車が武装した男らに銃撃された。中村さんと、ボディーガードや運転手ら計6人が死亡した。 ペシャワール会の福元満治広報担当理事(71)らは福岡市内の事務局で記者会見し、「信じられない。無念だ」と涙をこらえながら話した。現地から死亡の連絡が入ったのは4日午後。訃報を聞いた関係者はその場で泣き崩れた。福元氏は「こんなことが起こるとは」と肩を落とした。一方で、襲撃を受けても「事業が中止になることはない」とした。ペシャワール会 福岡市に事務局を置く非政府組織(NGO)で、アフガニスタンやパキスタンで活動する中村さんが現地代表。1983年に結成。84年からパキスタンで治療や医療教育を実施し、2000年からは医療事業の一環としてアフガン東部一帯で水源確保も始めた。長年の活動で住民の信頼は厚く、中村さんが「アジアのノーベル賞」といわれるマグサイサイ賞を受賞するなど国際的にも評価が高い。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 中村哲医師悲報に沈痛…「ペシャワール会」が会見