阿部寛「国を越えて楽しんでくださるのは本当にうれしい」

　１０日に最終回を迎えるカンテレ・フジテレビ系連ドラ「まだ結婚できない男」（後９・３０）。さまざまな女性との出会いを通し、桑野（阿部寛）の日常にも少しずつ変化がもたらされてきたが、果たしてどんな結末を迎えるのか。　そんななか、台湾のケーブルテレビ局「ＶＩＤＥＯＬＡＮＤ日本チャンネル（緯来日本台）」で、今年１月から１１月までに放送した日本のドラマ４２作品のうち、平均視聴率１位を獲得したことが９日、分かった。　さらに台湾のプラットフォーム「ｆｒｉＤａｙ　Ｖｉｄｅｏ」では、日本ドラマのなかでクリック数１位を記録したほか、香港およびマカオのプラットフォーム「Ｖｉｕ」でも配信開始後の１０月に同時期放送の日本ドラマで人気１位を獲得した。　海外でも受け入れられたことについて、阿部は「前作のファンがたくさんいて、それで続編を待ち望んでくださった。国という枠を越えて愛してくださっている作品だなっていうのは前々から感じていたので、楽しんでくださっているのは本当にうれしい」と喜びをにじませた。　結婚するかしないか、寿命が伸びて長くなった人生をどう生きるのかということが大きなテーマ。海外でも同様の側面があるようで「世界的に見ても“結婚しない”という選択肢もあってライフスタイルが多様化している」と分析。人生１００年時代、自分の幸せは自分で選ぶということに変わりはないのだろう。　出演は吉田羊、塚本高史、奈緒、稲森いずみ、草笛光子ら。エトキ台湾のケーブルテレビ局の社屋に掲げられた広告（Ｃ）カンテレ