【朝ドラのころ】熊谷真実(2)藤田弓子さんら優しい共演者に恵まれた

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【朝ドラのころ】熊谷真実(2)藤田弓子さんら優しい共演者に恵まれた
「マー姉ちゃん」の最終収録で肩を寄せ合う左から長女役の熊谷、母役の藤田、次女役の田中=1979年8月撮影【拡大】  「マー姉ちゃん」では三姉妹の長女を演じました。実際の私は次女ですが、ドラマと同じ三姉妹。父が福岡、母が鹿児島生まれで、ヒロインと同じ九州の血も流れています。 ヒロインの父は病気で早くに亡くなりますが、うちも父はいつも仕事に出ていて家にいなかった。母と姉妹の女4人でいることが多く、設定と似ているところがたくさんありました。オーディションで母のことを聞かれたとき、「ファンキーな母」と答えましたが、朝ドラのお母さんもユニークだったんですよ。 その母親を演じたのが藤田弓子さん。撮影当時は33歳で若いお母さんでしたが、私たち三姉妹を支えてくれました。 朝ドラの撮影は1週間にリハーサルが2日間、本番が3日間で、毎週、本番の最終日に藤田さんがご飯に連れて行ってくださいました。 私のよさは、あまりかしこまらないところ。撮影現場で自分らしくのびのび過ごせたのは、藤田さんが見守ってくださったから。まさに第二の母ですね。 性格が自由奔放すぎて、撮影の待ち時間に退屈だったので、ご飯を3杯平らげたこともありました。育ち盛りでしたしね。食事のシーンが続くと(ご飯がなくなって)つじつまが合わなくなるので、スタッフさんから「何で食べちゃうの?」と怒られました。 私たちの現場が楽しそうだからと、隣のスタジオでドラマを撮っていた西田敏行さんと柴俊夫さんが遊びに来るようになって。「マー姉ちゃん」の飲み会にも1回来てくださいました。 【続きを読む】
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