混迷イランから五輪女子メダリスト脱出 東京大会で金も期待…難民選手団入りか

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混迷イランから五輪女子メダリスト脱出 東京大会で金も期待…難民選手団入りか
 米国と軍事的緊張状態にあるイランで、同国女子選手として初の五輪メダリスト、テコンドー女子のキミア・アリザデ(21)が、国外脱出していたことが12日、判明した。今夏の東京五輪で金メダル獲得が期待されたヒロインは、インターネット上で母国政府の「嘘や不正」などを激しく批判した。11日夜(日本時間12日)には、首都テヘランなどで大規模な抗議デモが発生。ウクライナ機の撃墜を認めた政府を糾弾する声が上がった。 2016年リオデジャネイロ五輪のテコンドー女子57キロ級で銅メダルを獲得、イラン女性初の五輪メダリストとなった国民的ヒロインは、混迷する母国から脱出したと11日(同)、自身のインスタグラムで発表した。 「私は抑圧されてきた大勢のイラン女性の1人。(政府に)言われたように振る舞い、指示された言葉を繰り返していた」 アリザデは、そう言及。イラン政府についても「彼らに重要だったのはメダルだけで、私はただの道具だった」とスポーツの政治利用を非難した。国外脱出の理由に関しては、これ以上「汚職と嘘」に加担したくないと説明し、「金メダルを取るより難しかった」と投稿した。 【続きを読む】
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