非情の回送バス運転手、寝込んだ児童を降車予定から3キロ離れたバス停に降ろし歩いて帰宅させる

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非情の回送バス運転手、寝込んだ児童を降車予定から3キロ離れたバス停に降ろし歩いて帰宅させる
 岐阜乗合自動車(岐阜市)が同市内で運行する路線バスで6日、運転手が終点で車内点検を怠り、寝過ごした小学生を乗せたまま回送として発車していたことが12日、同社への取材で分かった。目を覚ました小学生が申し出たが、運転手は降車予定だったバス停から約3キロ離れたバス停に降ろし、別のバスで帰るよう促した。小学生は1人で歩いて帰宅したという。 保護者からの指摘を受け、確認した結果、運転手が事実関係を認めた。そのため同社は7日、小学生の保護者に謝罪し、国土交通省中部運輸局に報告した。 同社によると、6日昼、小学生は運転席のすぐ後ろの座席で居眠りしていた。バスは終点に到着したが運転手は車内を点検せず、午後1時20分頃に出発。約10分後に目を覚ました小学生が申し出るまで、気付かなかった。 同社の規定では、運転手は終点で残った乗客がいないか確認するよう求めている。同社は規定の徹底を周知した上で「小学生に気付いた後の対応は営業所と相談して慎重にすべきだった。真摯に受け止め、再発防止に努めたい」としている。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 非情の回送バス運転手、寝込んだ児童を降車予定から3キロ離れたバス停に降ろし歩いて帰宅させる