令和最初の「成人の日」　全国各地でおめでとう！１２２万人がオトナの仲間入り

甲子園球場では、晴れ着姿の新成人たちが名物ジェット風船を青空に飛ばした＝１３日、西宮市　（撮影・中島信生）【拡大】 　成人の日の１３日、令和に入って初の成人式が各地で行われた。プロ野球・阪神の本拠地、甲子園球場（兵庫県西宮市）など華やかな舞台で新成人を祝福する自治体があった一方で、爆竹が鳴らされるなど荒れた会場も。総務省の人口推計によると、今年の新成人数は元日時点で１２２万人となっている。★ジェット風船で歓喜　兵庫県西宮市では甲子園球場が会場となり、振り袖やスーツ姿の新成人たちが同級生との再会を喜んだ。成人式が同球場で開かれるのは初めて。バックネット裏での式後には、甲子園名物「ジェット風船」が快晴の空を舞った。　式では、阪神の矢野燿大監督（５１）がビデオでサプライズ登場。「米国の８０、９０歳の方が今何を思うか、というアンケートでは、９０％の人が『もっと違うことにチャレンジすればよかった』と答えています。僕自身チャレンジすることで成長できていると感じることが多いです」と力説。「みなさんが阪神ファンとして甲子園に戻ってきてくれたらいいなと思います」との熱いメッセージに、新成人たちは大喜びだった。　西宮市によると、市の新成人は約５３００人で、式には約３７００人が参加した。★爆竹が炸裂　市町村で最も人口が多い横浜市。新成人は３万７３２５人で、午前の式典は約１万２０００人が参加し、横浜アリーナで開催された。会場ではトラブルを防ぐために手荷物検査が行われたが、式典中に時折爆竹音が響いたほか、壇上によじ登ろうとする新成人もいて警備員や警察官が止めに入る騒ぎとなった。 【続きを読む】