2019年は観測史上2番目の暑さ 世界気象機関、平均気温で

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2019年は観測史上2番目の暑さ 世界気象機関、平均気温で
 世界気象機関(WMO)は15日、2019年の世界の平均気温が観測史上2番目に高かったと発表した。15~19年の5年間、10~19年の10年間の平均気温はいずれも過去最高。10年間平均は1980年代以降、過去最高を更新し続けており、地球温暖化の進展を裏付けている。 WMOは昨年12月3日、国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議(COP25)に合わせ、19年の平均気温が「観測史上2番目か3番目になる」と予測していた。過去最高は16年。19年は産業革命前と比較すると、1・1度上昇した。 米国の航空宇宙局(NASA)と海洋大気局(NOAA)もこの日、世界の気候の分析結果を発表した。北極周辺では過去10年の気温上昇が世界平均よりも激しく、海氷面積も1981~2010年の平均より減少していたと指摘した。 気温の上昇が長年続いていることに伴い、大気中の熱を吸収する海洋にも影響が出ている。WMOによると19年の世界の海水温は過去最高となった。過去5年の各年の海水温も観測史上1~5位を占めている。(共同)
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 2019年は観測史上2番目の暑さ 世界気象機関、平均気温で