義兄・大和田伸也、岡江さん訃報に悲痛「最後、顔見たかった」 

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義兄・大和田伸也、岡江さん訃報に悲痛「最後、顔見たかった」 
私生活だけでなく劇中でも多くの“家族”に恵まれた岡江さん。幼稚園の園長役で出演したフジテレビ系「暴れん坊ママ」では大和田伸也とも共演した(2007年10月撮影)【拡大】

 女優、岡江久美子さん(享年63)が新型コロナウイルスによる肺炎で死去した23日、芸能界は深い悲しみに包まれた。岡江さんの義兄で俳優、大和田伸也(72)は横浜市内の自宅でインターホン越しに本紙の独占取材に対応。故人との思い出を振り返り、「最後、顔を見たかった」と悲痛な思いを打ち明けた。 きょう朝、獏から電話をもらいました。2週間ほど入院していたので「心配かけたけど逝っちゃいました」と電話を受けました。まさかという気持ちでした。コロナのやつめ、悔しいと。 去年の暮れあたりから久美ちゃんとは会っていませんでした。それでも(私の)息子の健介が「アソビバ」っていう面白い喫茶店をオープンしたとき、「近いうち行くから。楽しみにしているよ」とLINEをくれました。3月6日でした。それが最後。結局来られなかったですね。 すごく仲がいい家族でした。獏と俺と久美ちゃんとうちの(五大)路子さんとみんなで遊びに行ったときに後ろから新聞紙をまいたのを持ってきて、私の頭をポーンとたたいたりね。「お兄ちゃん」と言ってくれるのが楽しいし、面白い。ちゃめっ気がある人でした。 何年か前に(夫婦)4人がそろう「ハムレットを撃て!」という舞台を私が演出をしました。久美ちゃんは初舞台だったんですけど、とてもチャーミングに暴れまわるくらい演じてくれて、舞台女優としてもこれから大いに期待したいなと思っていました。 孫も残していて悔しいと思います。おばあちゃんとは言わせてなかったみたいですね。久美ちゃんと獏ちゃんと言われていました。おじいちゃんとおばあちゃんと言われたくなかったみたい。 がんの話は全然聞いていなかったです。去年の暮れに孫も入れて4人で外国に遊びに行っていたので、いいねと思っていました。とにかく急なことで、かける言葉もないです。コロナが怖いから、みんなとにかく出掛けるのをやめて一人一人が気を付けていこうねという気持ちしかないです。最期看取れないし、お見舞いにも行けない。お見舞いもしたかったし、最後顔も見たかったです。本当にコロナが憎いです。(俳優)

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 義兄・大和田伸也、岡江さん訃報に悲痛「最後、顔見たかった」