「不良品を配るのはあり得ない」妊婦の布マスク回収に厳しい声

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「不良品を配るのはあり得ない」妊婦の布マスク回収に厳しい声
 新型コロナウイルス感染防止に向け、政府が配布した布マスクが汚れていた問題で、妊婦向けに発送した約50万枚だけでなく、全国の約5000万世帯に2枚ずつ配る分もいったん回収されることが24日、分かった。「不良品なんて、あり得ない」「医療現場の支援の方が先だ」。東京や大阪の市民からは厳しい声が上がった。 東京都港区内で通勤途中だった豊島区の女性会社員(36)は「妊婦さんは特に健康が大事なのに、不良品を配るのはあり得ない」と、あきれた表情で指摘。「国産での生産体制を整えて、品質の良いものを用意してほしい」と注文を付けた。 新橋駅(港区)近くのドラッグストアで10枚セットのマスクを購入していた男性(66)は「インターネット通販で注文したマスクがいつまでたっても届かない」とこぼす。政府が配布するマスクもまだ届いていないといい、「やるからには、しっかりしたものを配布するべきだ」と訴えた。 堺市内で取材に応じた男性会社員(25)は「いずれマスクの生産も追い付くだろう。医療現場の支援を拡充させる方が先だ」と話した。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 「不良品を配るのはあり得ない」妊婦の布マスク回収に厳しい声